THE ROAST BEEFのホームページ、グラフィックを一緒に作りました

こんにちは!プロデューサーの酒井です。

さて、世の中も装飾やBGMが本格的にクリスマスモードになってきましたね。

本当に最近よく思うんですけど、スタバってやっぱりすごい。

ブランディングがとか、マーケティングが!って言うビジネス的な考え方はもちろんそうなんですけど。

純粋にお店の扉開けた瞬間。
この時期はクリスマスの世界観で一気に体ごと染められる。

まだ11月だとしても、「あ、もうすぐクリスマスだ」「今年はどうやって過ごそう」「今年も寂しいクリスマスだよ。。。」
なんて言うスタバとは関係ないことさえも、思わず連想して考えてしまう。

ちょっと非現実的な空間で、コーヒーを飲みながらTHE ROAST BEEFについて考えられるのは、なんだかちょっと幸せな気分になれたりもする。

スタバさん、いつもありがとうございます。。。(さん付けしたの初めて。笑)


というように私たちもローストビーフが美味しい、パッケージがおしゃれ。と言った商品自体のクオリティーだけではく、クリスマスでも誕生日でも、お子さんのテスト勉強でいい点数取ったお祝いでも。
THE ROAST BEEFと過ごした時間自体がこの先もずっと記憶に残るようなブランド作りをしていきたい。
皆さんにとっての特別な瞬間に、1日でも多く一緒に過ごせることを目指しています。


さて、今日はTHE ROAST BEEFのグラフィック、Web関連と言った基盤を一緒に作ってくださったondo株式会社の皆さんにお会いしてきました。
吉野さん(CREATIVE DIRECTOR / COPY WRITER)写真左2番目
安藤さん(WEB DESIGNER)写真右2番目
佐々木さん(DESIGNER)写真中央

本当に短い期間の中で、たくさんの無茶振りをしてきたにも関わらず、全て100で受け入れて頂いたことに感謝しています。

ここからは会話の内容そのまま記載させて頂きます。

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酒井:初めにTHE ROAST BEEFのコンセプトからグラフィック、ウェブデザインまで、一緒に作ることが決まった時の率直な感想を聞かせてください。

吉野さん:最初にTHE ROAST BEEFの話を聞いた時に、確かにローストビーフに特化したブランドがあるかと言われるとパッと浮かばなかった。また、これまで御社がやってきた事業がケータリングやウェディングなどパーティーを軸としていたのもあり、他の商品との差別化と価値は作れるんじゃないかと思いました。そして何より面白いチャレンジだと思いましたね。


酒井:佐々木さんにはロゴ、パッケージデザイン、多くのデザインをして頂きました、制作を進めていく上で大変だったことはありますか?

佐々木さん:全てがゼロから作らないといけない状況の中で、まだ世の中にないもの。そして真新しいものを作りたかったので、どういう仕様にしようかどういう柄にしようか、形に持ってくまで最初はかなり苦戦しましたね。

↑佐々木さんがポーリング技法で作って頂いたTHE ROAST BEEFの柄です

酒井:その中で特に制作に時間かかったものは何ですか?

佐々木さん:正直1個1個にかなり時間はかかったし、社内のみんなに見てもらいながら、思いを込めて制作しました。その中で私は普段ポスターやグラフィック系の平面なモノに対してのデザインをすることが多く、今回のようはパッケージは立体物だったのもあり、加工や素材全てを0から考えないといけなかったので、楽しいことでもあり難しいことでもありました。

佐々木さん:また今回のパッケージは私としても作った経験がないものだったので、妥協は絶対にしたくなかった。その分箱を作って頂いた中村さんにも無茶なお願いを所々してしまいました。ただ「難しいものを作った方が終わった後達成感や感動が生まれるから一緒に作って欲しい」という強い思いは私から伝えさせて頂きました。

今回パッケージ(商品が入った箱)で使用した「材質」は「高級感」、「上質」そして「世の中にはまだないもの」というテーマで制作したので、普通の紙は使いたくなかったんです。また食品というのは五感で楽しむものだと思っているので、一見ただの白い箱にも見えるし、どういう質感かは手に取ってみないとわからないんですけど、ローストビーフを見る前にまずはパッケージの触感として、是非手触りでも楽しんで頂きたいです。

酒井:THE ROAST BEEFのステートメントでもある「世界一アガる、ローストビーフ!」は最初に吉野さんから提案して頂きましたが、そこに込めた思いを聞かせてください。

吉野さん:単純にローストビーフ自体がおいしいだけだと、他にもたくさんありますよね。届いた瞬間から食べ終わるまで楽しんでもらうことを考えると、目指すところは、味で勝負する世界一のローストビーフではないなと思いました。

そもそも世界一っていう言葉自体がなかなか使いづらい言葉なんです。
ただ、味や質以外の部分で感情的にも世界一動かせるブランド作りをすることを考えた時に、見た目、ボリューム、美味しさ全てを体感した時に、その瞬間瞬間で気持ちがアガる。そんな思いを込めたくて「世界一アガる、ローストビーフ」というステートメントを考えました。


酒井:Webをメインで制作頂きましたが、THE ROAST BEEFを通じて、初の試み、そして大変だったことはありますか?

安堂さん:今回のホームページ用に撮影した写真は、準備期間が短い中でいかに理想に近いものを撮りきれるかが鍵だったので、手配するものも多かった分大変でした。この規模感での撮影も個人的に初めての経験だったので、1枚ずつ思いとこだわりを持って作り上げた作品というのもあり、そこから何かしら僕らの思いが伝われば嬉しいです。

酒井:ondoさんがものづくりとして大切にしていることを聞かせてください。

吉野さん:作り手の思い、熱量までをしっかり形にしていきたいです。
かっこいい、おしゃれなものが作れるだけで終わらず、その商品から思いが伝わるものになっているかどうかに、注目することが大事だと思っています。
また、ものづくりは個人個人の個性があってそれを形にいていくことにより質の高いものを作り出すことができるけど、それをお客様に押し付けるよりも、モノの価値を捉えてどう伝えるかどう魅力的に伝えていくかを常に考えてます。
そんなTHE ROAST BEEFさんの魅力も伝えれるよう、メンバー全員で携わらせて頂きました。

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本当は全然まだまだ書きたいことあるんですけど。。。。

ondoさんとは今年の5月頃に初めて出会い、そこから半年間かけて一緒にTHE ROAST BEEFを作ってきました。一緒に作ったとはっきり言えるぐらいondoさんなしでは今のTHE ROAST BEEFは無かったかもしれません。

最初にもお伝えした通り、新ブランドを他社さんをこれほど巻き込みながら進めるのが私個人的にも初めての経験だったのもあり、オペレーションや納期の部分で無理言って対応して頂くことが何度もありました。

打ち合わせをする度に、素敵な提案をしてくださいましたが、いつだって最終的に私たちの思いを大事にしながら、ものづくりをして頂けたこと。感謝の気持ちでいっぱいです。

まだまだここで終わりではなく、世界一のアガる、ローストビーフを目指して一緒に頑張っていきます。

クリスマス企画も含めて、お楽しみに!!!