ブランドはお客様と一緒に作りたい

こんにちは。
THE ROAST BEEFの酒井です。

今日は最近の嬉しい出来事について書きたいと思います。

THE ROAST BEEFは2020年11月4日にオープンして、早くも1ヶ月が経ちました。

正直、誰もが知ってるブランドであり、ローストビーフといえばTHE ROAST BEEFと言うには、まだまだ程遠い状態です。
そんなブランドになったら。。。と考えたくても今は全く想像できないですね。笑

それでも自分たちが作っているものは、味や質はもちろん、利用するシチュエーションを考え、THE ROAST BEEFがある食事は気持ちがアガる。そんなブランドを目指し、毎日商品開発や企画に目を向けて頑張っています。

だからこそ「ブランドや商品には自信がある!」
と本来言いたくもなりますが。。。


この表現を僕はあまりしたくないんですよね。
一応これはブランドを立ち上げた時からずっと思っていることで。。

「おいしい、マズい」「おしゃれ、ダサい」「気持ちがアガる、さがる」
こういう感情は僕らがどれだけ自信を持って提供したとしても、
その判断をするのは最終的に購入して頂いた、お客様が決めることなんじゃないかなーと。

そこで超アナログですが、
実際の声を聞きたくて、お客様に電話で感想を聞いてみることに!
(ご迷惑なのは承知で。。ご協力頂いた方ありがとうございます)

すると想像以上に、皆さん快くご対応頂いて、
さらには「感動しました」「ソースが2本は嬉しい」「箱の素材がなんかすごい!」
と嬉しい感想をたくさん頂きました。


そんな中、先日いつも通りお客様に連絡したところ、
私たちにとって初めてお客様にお詫びする機会ができました。

原因は「肉に筋があった」と。

その言葉をもらった瞬間、せっかく何かのご縁でTHE ROAST BEEFと出会い
購入頂いたのに、期待以上のものが提供できなかったことに申し訳ない気持ちで一杯でした。

それでもただただ申し訳ないと思っていても、
その先は何も変わらないので、
初めてのお客様からのご指摘を、その日に早速社内でも分析に徹しました。

ブロック肉ということもあり、どうしても筋は入ってしまいがちですが、
それでも、うちももを全て細かく分解して、調理し、筋を確認しながら、
全員で味見して、原因を解明しました。

大きい筋は基本的に全て取り除いていましたが、細かい筋は人の感覚で多少感じ方に差があるんですが、
その感じ方の差を「仕方ない」で片付けてしまったら、お客様の気分をまたアゲれずに終わってしまう。

その為、ロスが出るのを覚悟で細かい筋も全て取り除き、
調理工程も今まで以上に時間はかかりますがそれでも、もし今回のお客様にご利用頂く機会があれば、
是非新たなTHE ROAST BEEFを体験して頂きたいです。

そしてまた何か気づきや思うことがあれば、是非教えて頂きたいです。

最初にもお伝えした通り、THE ROAST BEEFの受け止め方は人それぞれですが、
せっかくなら1人でも多くの人が気持ちのアガる、テンションがアガる、ブランドを作っていきたいと思ってます。

自分たちの自己満で提供するブランドではなく、お客様と一緒に作るブランドにしていきたい!

THE ROAST BEEF
プロデューサー
酒井一輝