ローストビーフコンテンツ、始まります。
こんにちは!
実は、今回からちょっとテイストが変わります。
というのも高いポテンシャルを秘めた食材、ローストビーフ。にも関わらず、その魅力を知る人は未だわずか。。。そういえば、ローストビーフ専門店や専門雑誌、特集記事などあまり見ないなぁと。
そこで!これから私たちが世界初のローストビーフコンテンツを作っていこうと思います。
本日書いているのは変わらず中川ですが、これからは仲間にも沢山書いてもらい、色んな人の文章を楽しんでもらえる場にしていきますね。
ということで、まずはローストビーフの基本の「き」!
スタート!!!!!
"ローストビーフ"って何なん?
ネットで調べたらこういう意味らしいです。
牛肉を大きいかたまりのまま天火で焼いた料理。牛肉の蒸し焼き。
(コトバンク)
では「牛肉のたたきとの違いは?」と聞かれたらどうでしょうか。
ということでここで問題!
これはどっち???
・・・
答えに悩んでしまうから意外と大きな違いはないのでは、と考えてしまうかもしれませんが、実はそんなことないんです!
お肉の中まで加熱せず、表面だけ焼くのが "たたき"。その中が赤いのは、加熱されていない証拠です。一方、ローストビーフの中の色は ロゼ。赤より淡い色になっています。なので、たたきはお刺身のジャンルに入るのですがローストビーフは調理されたジャンルということで、全く別物!
ということで、さっきのお肉は牛肉のたたきでした。
一方で、ローストビーフはこちら!
難しい。。。笑
ちなみにローストビーフの"ロースト"は、オーブンで焼くという意味。フライパンに油をひいて焼くのは "ソテー"。最近では、ローストビーフもフライパンで作ることがあり、混同してしまうのも無理ないかもしれませんね。
ということで、ローストビーフって結局何なん?と聞かれたら、
"牛肉の塊をオーブンで中まで火を通して調理したもの。"
と次回から自慢げにお答えください。
サンデーロースト🇬🇧
そんなローストビーフ、実はイギリスを代表する伝統料理だったんです。
なんとその起源は古く、イギリスに駐留していた古代ローマ軍が、牛肉を塊のまま焚き火で焼いて食べたことが始まりだとか。。。
また、イギリス貴族の間では、日曜日に牛1頭分のローストビーフを作る "サンデーロースト"という習慣もありました。しかし、牛1頭分のローストビーフをその日のうちに食べきる、というのは難しいですよね。
ということで、その後も数日間にわたりローストビーフを食べ続け、そしてまた日曜日が訪れるたびにローストビーフを作り…という生活をしていたそうです。それにしてもイギリス貴族の方、なかなかハードですね!笑
そして、近年のイギリスでも、日曜日はローストした牛・豚・ラムなどの肉が定番メニューとなっております。イギリスに行った際にはぜひレストランメニューをご覧あれ。
そんなわけで、イギリスではローストビーフ以外の料理が発展しなかったのでは!?とも言われています。ふむなるほどぉ〜、掘れば掘るほど…
ローストビーフ、面白いっ!!
江戸時代のローストビーフ
そして日本にやってきたのは、江戸時代の1867年。15代将軍・徳川慶喜が、アメリカ・イギリス・フランス・オランダの大使を招いた晩餐会にてふるまった料理の中に、ローストビーフがあったと記録されています。
とはいえ、日本人が肉を好んで食べるようになったのは明治以降のことで、この晩餐会において日本人がローストビーフを口にしたかどうかは不明です…
それからというものの、時はかなり飛んで明治26年。料理レシピ本の古書、「素人料理 年中惣菜の仕方」にてローストビーフの調理法が紹介されており、この頃には肉食が一般的なものであったことが分かります。
そして現在、
ローストビーフ丼など日本ならではの料理も誕生してきました。
・
今では、クリスマスや年末年始などの特別な日に食べるイメージのあるローストビーフ。世界でも日本でも実はこんなに歴史があったんですね。
そんな歴史に想いを馳せながら、今度の週末は
THE ROAST BEEFのお肉と共に、サンデーロースト♪♪
してみませんか?
次回予告
次回はザビー(THE ROAST BEEF)スタッフの人柄や仕事内容、仕事に対しての想いなどが分かる記事をアップしていきます!
記念すべき第一弾は・・・
私の同期であるデザイナーの金ちゃん!!!!
一発目からなかなかキャラ強めですが、お楽しみに〜〜!