記事: ローストビーフの歴史と豆知識

ローストビーフの歴史と豆知識
はじめまして!
名古屋配送センターの井上と申します。
昨年12月から働き始め、まだまだローストビーフや会社のことを勉強中です。忙しかった12月も乗り越え、時間を有効に使おうと思い、通常業務と並行してブログを書くことにしました。
これから色々調べたり、インタビューしたりして、様々な情報を発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
ローストビーフの歴史と豆知識
ローストビーフの起源はイギリスにあります。以下に興味深いエピソードをいくつかご紹介します。
15世紀
イギリスのヘンリー7世は、護衛兵への給料として牛肉を支給していました。当時、牛肉は富と名誉の象徴であり、特に貴族にとって重要な存在でした。
17世紀
イギリスに駐在していた古代ローマ人は、牛肉を塊のまま焼いて食べていました。ローストビーフは愛国心を象徴する料理として親しまれ、兵士たちが帰国した際にも振る舞われるなど、特別な意味を持っていました。
このように、牛肉とイギリスの結びつきは深く、当時の菜食主義運動をもかき消すほど、牛肉文化が根強く支持されていました。その後、家庭では「サンデーロースト」として、週末に家族でローストビーフを楽しむ伝統が定着していきました。
日本でのローストビーフ
ローストビーフが日本に登場したのは明治時代のことです。
1893年
明治天皇の誕生日を祝う「天長節」で、帝国ホテルのメニューに登場しました。
1935年
帝国ホテルが日本で初めて、お客様の前でローストビーフをカットして提供するスタイルを採用しました。
(帝国ホテルのHPより引用)
このパフォーマンスは、現在もローストビーフの魅力の一つとして広く認知され、ホテルのビュッフェなどで一番の花形と言えますよね。
現代のイギリスにおけるローストビーフ事情
「サンデーロースト」は、イギリスの伝統的な文化として今も知られていますが、イギリス人のご主人がいる知人に聞いたところ、現代の一般家庭ではあまり家で作られず、代わりに週末にパブで楽しむことが一般的なようです。一方で、お金持ちの家庭や親族・友人が集まる特別な場では、家でローストビーフに限らず、ポークやチキン、ラムを焼くこともあるそうです。
この話を聞き、「外国人が抱く『日本人はいつも寿司や天ぷらを食べている』というイメージ」と似たようなギャップを感じました。現地の人に直接聞いてみないと分からないことですね。

最後に
今回の調査を通じて、ローストビーフの歴史や現代の事情について少し深く知ることができました。まだまだ知らないことばかりですが、これからも豆知識や情報をお届けしていきたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました!